2011年1月17日月曜日

【NHN】『TERA』(韓国)成人向けタイトル初の同時接続20万記録


『TERA』が週末に同時接続者数20万人を記録し、興行の成功にまた一歩近づいた。




韓国でサービスされたオンラインRPGの内、同時接続20万人を越えたタイトルは、NCソフトの『AION』、ネクソンの『メイプルストーリー』『アラド戦記』、ブリザードの『ワールドオブウォークラフト』等数えるほどで、18歳以上利用可能なタイトルが同時接続者数20万人を突破したのは今回が初めての事だ。

これに関して業界関係者達は『TERA』が成功軌道に乗ったと口をそろえている。N社のゲームパブリッシングチーム長は“現在のゲーム業界では定額ゲームが公開サービス当時同接が10万人以下なら100%、15万人以下なら50%、20万人以下なら10%程の確立で失敗するという俗説があるが、『TERA』は20万人を突破しているので失敗する確率は低いだろう”とコメントしている。
Ntreevのイ・ヒョンホ代理も“成功するかどうかの判断指標として同接人員と商用化時に残るユーザー数も重要だが、ゲーム内経済でインフレーションが無いと言う事も重要なポイント。しかし、オープンβ以降開発会社のたゆまぬ努力によって自動ハンティングプログラム利用者等もほとんどおらず、アイテム取り引き等も正常に成り立っている様だ。よっぽどの異変が無い限り、『TERA』は月額サービスを実施しても成功するだろう。”と語っている。

また、某パブリッシング企業のイチーム長は “月額課金制ゲームとして成功を収める『AION』の場合、オープンβ当時15歳以上18歳未満のユーザーが8.8%程で、正式サービス後にはさらに5%まで落ちている。95%のユーザーが成人層である『AION』が定額課金に成功しているので、100%ユーザーが成人層の『TERA』の正式サービスは無理なく展開するだろう。“と『TERA』の主要年齢帯を根拠に挙げて成功の確率の高さを語った。

『TERA』の正式サービス成功の可能性に対してはアナリストも良い評価を下している。チョン・ウチョル証券アナリストは“11日始まった『TERA』のオープンβは成功した。2011年1年間、韓国内だけで700億ウォン以上の売上を記録する事を期待している。”と展望している。

しかし、一部では“2008年同接3万5,000人を越えた『ヘルゲート:ロンドン』が正式サービス以降急激なユーザー離脱を経験しており、また、『AION』の2.5、3.0アップデート、『ブレイドアンドソウル』の公開サービス等が控えていることもある為、『TERA』の正式サービス成功についてはまだ早いのではないか”との声も上がっている。

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