希代のロックボーカリストの呼びかけで、異例ともいえる大規模な募金活動が実施された。 「みんなの勇気と力を僕たちに貸してください」。全国での街頭募金活動を企画したGACKTは自ら街頭に立ち、何度も頭を下げて協力を呼び掛けた。JR名古屋駅構内には女性ファンを中心に長蛇の列ができ、千円札が次々と募金箱へ。ひとり1人と握手したGACKTも「みんなの気持ちが1つになれば、どんなことだって可能になる」と感謝しきりだ。
この日午後5時から2時間、甚大な被害を受けた地域を除き、北海道から沖縄県までの39都道府県130カ所で実施。都内を中心に約150人の著名人が参加したほか、公式サイトで募ったボランティア5000人が、主要都市の駅前や商業施設で支援を呼び掛けた。
GACKTは2007年の新潟県中越沖地震でも義援金を募ってきた。今回も地震発生後の11日夜から基金設立に動き、13日付のブログで「まず日本人である僕らが今、助け合わなきゃいけない。僕も、僕たちも出来ることから始めようと、この基金を設立することに決めました」と発表。設立後から義援金を受け付け、女優の藤原紀香(39)や大リーグ・エンゼルスの高橋尚成投手(35)ら著名人や各企業の協力もあって、これまでに1億7000万円以上が集まった。
これに31日に集めた募金を加えて、1日にも日本赤十字社へ寄付する。引き続き支援策を検討しているというGACKTは、「被災地の人々に生きてて良かったって思って貰える勇気を届けよう。その勇気が彼らの生きる希望になるんだ」。その気持ちはきっと被災者の心に届いているに違いない。
海外でもスタート
街頭募金活動は同時期に海外でもスタート。韓国、台湾、香港、フランス、米国、ドイツ、豪州、シンガポールなど世界10カ国以上の国・地域で現地のボランティアによって行われた。海外では今月3日まで4日間かけて実施される。
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生Gacktさんに会える!
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